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'07.3.24 |
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この講演会は、アマゾニア森林保護植林協会会長長坂優氏の来日に合わせ、しらはぎ30回生平井香江さんの紹介で実現しました。
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講師紹介 しらはぎ会会長 山中圭子
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長坂優氏のお話
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アマゾンのジャングルは、地球の1/3の酸素を供給しています。ジャングルが吐き出した酸素はジェット気流に乗ってこの日本まで来ています。しかし現在この酸素を作るジャングルが危ないのです。恐ろしい勢いでジャングルが消滅しているのです。一番の自然破壊は農業です。農面積の拡大です。小規模の焼畑、大規模な農場開発が、ジャングルを蝕んでいます。私自身も「なぜこんなに森を拓いてしまったのだろう。」と反省することがあります。
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アマゾンは不思議なところです。
■アマゾンにはリウマチ、神経痛がない。
蜂やありに刺され蟻酸がはいるからか?
■禿が居ない。
直射日光から頭を守っている。
■老人がぼけない。
農業を継続しているからか?
■火事がない。
紫檀、黒檀など、水に沈むようなもえない木がつかわれている。
焼畑など、仕事として放火をしている。
■1億年以上前からすむ魚がいる。
ピラルクーは体長3M,重さ300Kgにもなる。 |
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↑ピラルクーのうろこ。大きさの対象としてボールペンを置いた。爪やすりに使われたりする。 |
また、多くの植物が存在しています。80万種とも言われます。
アマゾンは今まで3回注目されました。
1800年後半 天然ゴムの木の発見により、大きな富を得ました。
1900年前半 世界中から移住が始まり、日本も1929年移住を開始しました。そして、農業開発が始まりました。
3回目は1992年 リオデジャネイロで行われた地球サミットです。
「緑の砦を守ろう。」と話し合われましたが、十分な成果が出ませんでした。
そしていま、失われた緑の砦を取り戻すことが緊急課題になっているのです。
酸素不足は地温上昇を呼び、地温上昇は植物を枯らし、酸素不足を加速させます。
今私達がしなければならないことは、
- 今残っている自然林をこれ以上切らない。
- 荒廃した土地に緑を植える。自然を再生させることは不可能だが、生き物の相互関係を守っていく。
- 今の生活を続けるとしたら、紙、地下資源を徹底的にリサイクルすること。です。
古い言い伝えには、真実を語るものが多くあります。
アマゾンに古くから住むクーピーラの伝説には
■若く、未熟なものはとって食べてはいけない。
■おなかの大きな動物、子供をつれている動物は獲ってはいけない。
■木は必要なだけ切れ。
と言うのがあります。
現代人も守らなければならないことです。
自然は多くのことを教えてくれます。
目に見えないものの大切さを再認識させてくれます。自然を大切に共存していくのが、地球に住む人間の義務なのです。 |
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長坂氏のお話の一部を抜粋しました。
3時間の興味あるお話を伺いました。
文責 神谷尚代 |
地球の肺アマゾンを守る地球人ひとり一本植林運動
メンバーである日系開拓者が、アマゾンの自分の土地を提供し、育苗、定植管理など業務を代行します。
1口10000円で、2本の木を植えつけます。1本は、植樹番号とあなたの名札をつけて、もう1本は、世界中のひとのために、永久植林としてかんりします。植え付け樹木は、マホガニー チーク樹を中心にパリカー樹を植林します。
アマゾニア森林保護植林協会 日本事務局 Tel. 054-335-5451
〒424-0911 静岡市清水区宮加三642エス エル ワールド(株)内 |
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