鈴木マリコ(9回)

8月14日 山の花がどうしても見たくなり、訳あって京都から滋賀県伊吹山へ。
朝、関ヶ原9時15分発のバスに乗るために京都発8:03のひかりで米原まで行き、乗り換え、間に合う。
朝ご飯は米原駅ホームでおうどんを2杯。本当は最初からかき揚げうどんが食べたかったのに私のまえのお客でおわり。こころのこりのままに温かいおうどんの後に冷やしうどんに気が付き、気になったのでつい2杯目も注文してしまった。
腹ごしらえは十二分でザックには水とドーナッツ。バスでユラユラ50分くらい。これでほぼ山頂。おりてビックリ!外は濃い霧で寒いこと。蒸し風呂なみの京都とはエラーイ違い。慌てて一枚はおり、とにかく歩き出す。
山頂まで40分の西のコースで行く。つれはドンドン先にいってしまうけど、どうせ頂上では一緒になるのだからひたすら、花のみを求めて気にしない。
土曜日とあってかなりの人出。それもまったく気にならないくらい涼しい。気持いい。緩やかな斜面一杯に広がる花、霧の晴れ間に慌ててデジカメをのぞく。

 

 

 

 

頂上へちかづくにつれ、時折霧もうすれ、視界も広がりをみせ、なだらかなお花畑が顔をみせる。
もうカメラの連撮! あのサラシナショウマの傍まで行きたい。 ワレモコウが凛としてる。アザミがこんなところに。と一人でブツブツ呟きながら、呆然と眺めにみいるのみ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フウロ
カワラナデシコ
この花はイブキレイジンソウ? どなたか教えてください。

頂上は格別のこともなくて、なにしろ苦労なしの登頂なのだから。数軒のお土産やさんがあり、100円の“伊吹山お花畑植物ガイド”を2枚購入。6月~7月のものと8月~10月で、これがとても重宝。あとはトイレ。ここはとてもキレイだから。山はそれがとてもイヤで、つい渋るのです。
お天気も不安定なのでサッサと下山を開始。途中ザアーッときましたがドンドン下ります。足元の注意に気をとられ、花の写真は減りました。
三合目まで行けばゴンドラがあります。アッというまに下界の人。また蒸し蒸しの世のなかへ。ただし帰りのバスは湖北バス?だったと思いますが、それでJR東海道本線近江長岡駅まで。