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スミレとルル   山中圭子(23回)

以前、このコーナーでご紹介した黒ウサギのスミレが、腎臓結石で死んでしまいました。まだ二歳半の若さだったのに、先天的な腎臓障害をかかえていたらしく、様子がヘンだと気づいて病院へ連れていった時には、もう手遅れでした。
それでも、毎週、人間の腎臓透析にあたるリンゲル注射をしてもらい、約一ヶ月半の闘病生活を続けました。

スミレの異常に気づいたきっかけは子犬でした。
一人暮らしの癒しにしたいと、隣家の叔母がポメラリアンの子犬を飼いました。ルルと名づけて溺愛したのに、たった一週間で飼育放棄。結局は、私たちが飼うことになったのです。

スミレが二階にいるので子犬は一階へ。でも階下に子犬がいる異変にスミレが敏感に反応し、今までにないほどなつきます。姿を追いかけ、足元から離れず、身体を寄せては甘えます。
好んで子犬を飼ったわけではないだけに、そのけなげさが悲しいほど。スミレが大切…と何度も思いました。

子犬も、やはり、甘えてきます。階下でポツンと過ごす寂しさか、私たちが相手をする時には、はしゃぎ、やがて疲れ切ったように膝の中にうずくまってくるんです。二階へ戻ろうとすると、狂ったように甘え足にしがみつく姿がいじらしくなります。

スミレと子犬を飼う私たちの心もズタズタになり、なんとか二匹が仲良くなってほしいと願って、スミレのテリトリーである二階へ子犬を連れて行きました。
案の定、子犬はシッポをふってスミレにじゃれつき、スミレはびっくりして逃げまわります。でも、子犬を押さえていればスミレから寄ってきて、二匹が鼻を合わせ、臭いをかぎあい、なんとなく互いを認め合っている感じになるのです。はちきれんばかりに元気な子犬は、うれしくてうれしくて、自由になったとたんにスミレを追いかけます。
その時、スミレの異変にやっと気づきました。すぐに息がきれ、なんとも弱々しいんです。

スミレの病気がわかってからは、元通りに子犬は一階、スミレは二階と住み分けさせましたが、スミレが病院へ行くときはいつも一緒。子犬はスミレをいたわるように見つめ、スミレも子犬を受け入れ、まるで互いを愛おしんでいるような態度でした。
子犬が来てから情緒不安定で落ち着きがなかったスミレが、一緒に病院へ行くようになってからは、昼間の甘えがなくなり、昼間は子犬の時間、夜は自分の時間と理解したかのように、昼間に階下へ行く私たちをは穏やかな態度で見つめていました。

スミレが死んでから一週間して、子犬を二階へ上げました。不思議なことに、スミレが好んだものが子犬のおもちゃになり、スミレの臭いを愛おしむように、スミレと同じ場所ばかりにいます。もう大人の体型に成長したルルは、スミレの思い出を共有する家族になりました。

 


 

オッちゃん   長谷川薬局(15回)

私は猫です。名前は「長谷川オスカー」と言います。
オに、アクセントをつけて「オッちゃん」と呼ばれています。生まれは確か、大阪あたりと思うのですが、はっきりとした場所は覚えていません。何の特技もとりえもない猫ですが、大阪から浜松へと、いろいろな人にお世話になりながら、流れ流れてまいりました。
その間私が人間を100%信用できるものだと思うようになる程に、みな、やさしく大事に扱ってくれました。おかげでどんなに猫ぎらいな人が、「シッシッあっちへ行け。」と手で追い払おうとしても、「おいで、おいで」に見えてしまい、近寄って行ってしまうのです。又、子供達が乱暴に耳を引っぱったり、シッポを引っぱったり、いきなり上からかぶさったりしても、すべて自分と遊んでくれていると錯覚してしまうのです。

ある子供は「はじめて猫にさわる事ができた。」と喜んでくれましたし、腰の痛いおばあちゃんは「オッちゃんにさわっている時だけは、痛みが消える。」なんてびっくりするようなことを言ったりします。
長谷川家の人たちもそれ程大事にしてくれているとも思えないのですが、いつも変わらず優しく見守ってくれます。長谷川家に引き取られ、早くも16年が過ぎ去り、私の寿命も後何年かと少々心細いところですが、食欲もあり、よく寝て、時々ニャーニャーと甘える声を出すだけの毎日を過ごしています。ただ居るだけでまわりを暖かく優しい気持ちにさせてしまう私の存在を見て、ご主人は2つのことを学びました。
1つは、可愛い子には旅をさせろ。……猫として立派に成長しました。
もう1つは、どんな生命にも無駄なものはない。……いかに役に立っていないかに見えるものでも、それなりに役に立っているものであるということ。
そして又、「あるだけの存在に見えても、あって良かったと思える人がいるしらはぎ会であれば、続いていくことだろうし、また、続いていって欲しい。」と、願う御主人なのです。

 

 

スミレちゃん   山中圭子(23回)

我が家のペットは、真っ黒なウサギ。ネザーランドドワーフという「ピーターラビット」のモデルと同じウサギのはずが、成長したらミックスでした。でも、世界にたった一匹しかいないのがミックス! スミレは個性的なんです。
一日中ゲージの外で過ごし、勝手気ままに暮らしています。お気に入りはトーチャンのそば。まるで番人のようにトーチャンにベッタリ。一週間ほどトーチャンが留守になったら、なんとショックで絶食(おかげで課題のダイエット達成!?)。本当はすごく甘えん坊で寂しがり屋の、とってもかわいい家族です。





嵐を呼ぶ動物ライフ!    BUN(23回)

始まりは5年前の12月初旬の事、千本浜海岸に友人と遊びに行っていたムスメからの電話。
・・生後4ヶ月くらいの迷子の子犬が居るけどどうしよう・・・

当時ペット不可のマンション住まい、兎に角交番に届けるよう指示。
そうしたら、ここには長く置けないからお嬢ちゃん出来たらおうちに連れてってくれと言われたらしい。

後の事は又考えることにして、ムスメが連れ帰った泥だらけの子犬を風呂場で3度洗いしたら、なんとボーダーコリーではありませんか・・・
これは大変、飼い主は血眼になって探しているにちがいないと、隣の大家さんに了解を取り付け、取りあえずキララと名前を付け、ポスターを作り、関係機関に片っ端から電話して飼い主を探すこと2ヶ月・・・

不思議なことにどこからも連絡が無かったのです。

当然、ワンコグッズはしっかり揃い、我が家の暮らしにもとっぷりなじんでしまったキララ。さあどうする・・・?
今さら保険所になんか連れて行けない・・そこで決断!ワンコOKの住まいを探して引越ししたのであります。話すと長くなるけど、これがメチャクチャ大変でした。

ペット解禁!もともと動物大好き、さあ大変。半年もしないうちにニャンコがやって来ておかまちゃんだけど名前はライアン、さらに1年後、もう一頭ボーダーコリーが家族に加わりました。
女の子で名前はボニー。かくして我が家の嵐を呼ぶ動物ライフは、益々盛り上がって行ったのであります。

さほど広くも無い3LDKの賃貸マンション、もとから居るムスコ、ムスメを含め頭数6つ、ひしめき合って暮らしてマス。こうしている今も、私の布団の上で毛むくじゃら3つ、ぬくぬくと気持ちよさそうな寝息を立てております。
いつの間にか、毎晩ワンコ×2プラスニャンコ×1と枕を奪いあって寝ているワタシであります。

 



我が家のペット  ロキママ(26回)


我が家のペットは「うさぎ」です。
ロップイヤー種(耳の垂れた種類)の中の  Hollando Lop ホーランドロップという種類です。

〔名前〕  LOKI ロキ
〔性別〕  ♀
〔年齢〕  もうすぐ満3歳 (推定)
〔体重〕  2665g (9月末測定時)
      本来の大きさ(1400〜1800g)より、かなりおデブ!

昼間は、狭いゲージで(まさにウサギ小屋)マッタリ・・・
夜は、ゲージから出てリビングで遊びます。
部屋の壁やクッションの角をかじったり、文字通り「脱兎のごとく」走り回っていたと思えば
急にリラックス・・・全くのマイペースです。
フワフワの体を触っていると、とってもなごみます。

 



おすすめ動物病院

上島動物病院 

小杉浩造(15回)  浜松市上島6丁目 TEL.473-1212(代)
ひろ動物病院 鈴木 宏(16回) 浜松市佐鳴台大通り TEL.449-2751
木俣動物病院 木俣 新(29回) 浜松市中沢町8-27 TEL.475-4700
ありたま動物病院 石原則和(29回) 浜松市有玉南町485-1 TEL.435-6969
きのした動物病院 木下 徹(30回) 浜松市富塚町2156-43 TEL.472-4214
まつもと動物病院 松本秀志(33回) 浜松市宮口3530-3 TEL.582-3922