野平 美紗子(11回)
「私はデジカメを手に近所を散歩しながら俳句を作っています。」

※以前の作品はこちらから
 

 

 
   

鶏頭といえど金色輝けり

黄色い鶏頭

鶏頭といえば漢字の通り、鶏の赤い鶏冠に似た花のことですが、珍しく黄色い鶏頭がありました。
秋らしい青空の下、金色に輝いていました。

10/9/26

   

秋天を突き抜けていくサイクリング

秋の空

素晴らしい秋晴れに恵まれた一日、サイクリングに出かけました。すすきや青い胡桃のぶら下がった木々が秋の到来を告げていました。
突き抜けるような青空とはこんな空を言うのでしょうか。  

10/9/26

   

いつまでも続く友情千日紅

千日紅

いつも庭をきれいに手入れしている友達の所に咲いていました。百日紅(さるすべり)よりずっと長く6月頃から10月まで咲いています。
ドライフラワーにすれば花の名の通り千日きれいに咲いていることでしょう。 

10/9/28

   

素通りのできない小道銀木犀

銀木犀(ぎんもくせい)

秋彼岸を過ぎるとまもなく香ってくるのがこの銀木犀です。少し遅れて10月に入ると金木犀が華々しく香ります。
今年の猛暑のせいか、わが家の金木犀はまだ蕾です。この銀木犀は米粒のような乳白色の花をつけて、いつもの道に香っていました。つい立ち止まって見上げてしまいます。 

10/9/28


   

紫苑生け歌ふ手造りコンサート

紫苑(しおん)

先日あるコーラスグループの単独コンサートがありました。団員が庭に咲いていた紫苑を一抱え持ってきてホール入り口の正面に生けました。費用をかけない手造りコンサートの雰囲気に感動しました。   

10/10/2


   

地の中に色忘れしか曼珠沙華

曼珠沙華

曼珠沙華といえば華やかな真っ赤な色を想像しますが、この白っぽい曼珠沙華は清楚でちょっと寂しい感じです。
地中にあの真っ赤な色を忘れてきてしまったのでしょうか。

10/10/3