野平 美紗子(11回)
「私はデジカメを手に近所を散歩しながら俳句を作っています。」

※以前の作品はこちらから
 
※ 今月から写真をクリックしたら少し大きく表示するようにしました。
   
夏山に登った気分青き花
夏山に登った気分青き花

ミヤマホタルカズラ

買い物帰りにいつも気になっていた小さな青い花です。
手入れをしている方に花の名を聞いてみました。
名前から高山植物とわかります。
登山して岩陰に咲くこの花に出遭ったような気がしてきました。
ホタルのように青く発光している感じですね。

12/5/6

   
えびね蘭談義は尽きず公民館
えびね蘭談義は尽きず公民館

エビネラン(海老根蘭)

公民館に館長さんが丹精込めて咲かせたという素晴らしいエビネランが展示してありました。
そのうちの一つです。
海老のような根を持つことから、この名が付いたとのこと。寒冷地を除く日本各地に自生し、今、絶滅が危惧されている蘭で、愛好家も多数のようです。花の色も香りもさまざま等など、館長さんの話は尽きませんでした。

12/5/8

   
夏の蝶野菜畑にひるがえり
夏の蝶野菜畑にひるがえり

黄揚羽(きあげは)

黄揚羽は蝶としては大型の夏の蝶です。
畑にひるがえりつつ、葱坊主をせせっておりました。
葱は黄揚羽の食草ではないはずです。
多分、蜜を吸いつつ遊んでいたのでしょう。

12/5/8

   
菜園の小さな住人てんとむし
菜園の小さな住人てんとむし

天道虫(てんとうむし)

天道虫を俳句では五音にして「てんとむし」とも言います。
天道虫は菜につくアブラムシを食べてくれる益虫でもあり、小さいながら菜園の嬉しい住人でもあります。

 

12/5/8


   
ドイツアヤメ日々鮮やかな色に咲く
ドイツアヤメ日々鮮やかな色に咲く

ジャーマンアイリス 

ジャーマンアイリス(ドイツアヤメ)は大きな花で、畑のような乾燥地でもよく咲きます。
残念ながら一日花ですが、蕾が次々と上ってきてしばらく楽しみました。

12/5/9

   
風薫る小江戸に響く時の鐘
風薫る小江戸に響く時の鐘

時の鐘 

北高校同級生の方々と川越の街のタウンウォッチングに行きました。
川越は今なお江戸の面影を留めている蔵造りの街並みがあり、小江戸と呼ばれています。
この街のシンボルが「時の鐘」で、約400年前からこの城下町に時を知らせてきました。
「残したい日本の音風景百選」に選ばれています。  

12/5/11