野平 美紗子(11回)
「私はデジカメを手に近所を散歩しながら俳句を作っています。」

※以前の作品はこちらから
 
 
   
病の身ただ寒禽を窓越しに
病の身ただ寒禽を窓越しに

ヒヨドリ

「寒禽(かんきん)」は冬の鳥のことです。
しばらく体調不良のため外出できませんでした。
窓の近くに夏みかんを置いておいたところヒヨドリが寄ってきました。
ガラス越しですが至近距離から撮ることができました。

13/2/7

 


   
畑一面豹紋となる斑雪
畑一面豹紋となる斑雪

斑雪(はだれゆき)

「斑雪」はまばらに降り積もった春の雪、または解けかけてまだらに残っている雪のことです。
先日の雪が日中の暖かさで解けて、畑に豹の斑紋が現れました。豹が走っているように見えませんか?

13/2/7

   
ゼラニウム母より引き継ぐ朱色かな
ゼラニウム母より引き継ぐ朱色かな

ゼラニウム

母が浜松から我家へ引っ越してきたときに持ってきたゼラニウムです。
浜松では冬でも戸外で大丈夫のようでしたが、こちらでは冬越しは難しいのです。
日当たりのよい部屋で咲かせました。

13/2/7

   
枝先に灯をともすごと寒紅梅
枝先に灯をともすごと寒紅梅

寒紅梅

寒紅梅は冬の寒さの中でも八重の花を咲かせるといわれます。
咲いている様子に、灯のような暖かさを感じました。   

13/2/7

 

   
盆梅や育ててみたしと夫の言
盆梅や育ててみたしと夫の言

盆梅

盆栽の梅を沢山咲かせているお宅がありました。その方の話を聞いて、夫もやってみたくなったようです。
そんな年齢になったということでしょうか。

13/2/7

   
合格の便り届くや薄紅梅
合格の便り届くや薄紅梅

薄紅梅(うすこうばい)

梅は春に先駆けて咲く花で、咲き始めると寒さからの決別と春への期待がわいてきます。
早速、我家にもうれしい便りが届きました

13/2/7